アブダビ国際金融センター(ADGM)、不動産仲介業者の格付け制度を本格始動——5段階評価で市場の透明性向上へ

アブダビの国際金融センターであるADGM(アブダビ・グローバル・マーケット)の登録局(RA)は、不動産仲介業者を対象とした「ブローカー格付けフレームワーク」を正式に始動させたと発表しました。同制度は仲介業者を実績に応じてGeneral、Bronze、Silver、Gold、Platinumの5段階に分類するもので、取引実績、継続的な専門教育の受講状況、顧客からの評価という3つの評価軸に基づいて格付けが決定されます。制度は今年2月に発表された構想を具体化したもので、7月31日付で正式に運用が開始されました。

アル・マルヤ島やアル・リーム島を中心にADGM管轄内の不動産市場が拡大を続ける中、透明性が高く信頼できる取引環境の整備が課題となっていました。RAは今回の格付け制度について、優れた実績を持つ仲介業者を可視化し、専門性と説明責任の文化を業界全体に根付かせることを狙いとしていると説明しています。RA最高経営責任者のラシェド・アル・ブルーシ氏は、実績・透明性・インセンティブを連動させることで仲介業者の水準向上と、購入希望者からの信頼強化を同時に実現できると述べています。

RAは今後、仲介業者向けのワークショップやエンゲージメントセッションを継続的に開催し、格付けプロセスに関する説明や業界との協働体制の構築を進めるとしています。今回の制度導入は、不動産購入者・売却者・賃借人にとって信頼できる仲介業者を見分けやすくする狙いもあり、ADGMは今後も国際的な投資先としてのアブダビの地位強化に向け、成熟した顧客本位の不動産市場の発展を後押ししていく方針です。

https://www.zawya.com/en/press-release/companies-news/adgms-registration-authority-activates-broker-classification-framework-to-strengthen-brokers-role-in-the-real-estate-market-416555

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