ケイマン諸島金融管理局(CIMA)が発表した2026年第2四半期(4〜6月)の統計により、同期間にクラスB(i)国際保険ライセンスが新たに6件、ポートフォリオ保険会社(PIC)ライセンスが3件発行されたことが明らかになりました。これにより2026年の新規国際保険ライセンス発行数は年初来20件に達し、業界団体であるケイマン保険管理者協会(IMAC)が7月28日、この結果を成長の証として公表しました。さらに17件のライセンス申請が現在審査中であり、今後の追加発行も見込まれています。
この伸びの背景には、ケイマン諸島が単一親会社型キャプティブや再保険ストラクチャーの設立地として国際的に高い評価を受けていることがあります。2025年通年の新規発行数が41件だったのに対し、今回のペースはこれに迫る勢いを見せており、クラスB(i)保険会社の拡大は、同諸島が引き続き主要なキャプティブ形成の受け皿であることを裏付けています。現在、ケイマン諸島にはクラスB、C、Dの国際保険会社が合計721社存在し、保険料収入は約610億米ドル、総資産は約1,900億米ドルに達しており、第1四半期比でそれぞれ約100億米ドル、約140億米ドル増加しました。
IMAC会長のジェームズ・トランドル氏は、今回の統計について、キャプティブおよび再保険ストラクチャーの幅広さを示すものであり、2026年上半期を通じて新規ライセンス活動の成長が続いていることは心強いと述べています。同氏は、12月1日から3日にかけてザ・リッツ・カールトン・グランドケイマンで開催される「2026年ケイマン・キャプティブ・フォーラム」への参加も呼びかけており、業界関係者が集う場としての重要性を強調しました。今回の結果は、ケイマン諸島が国際保険・再保険センターとしての地位を今後も維持・強化していくことを示す材料となっています。














