ラスアルハイマ国際企業センター(RAK ICC)、プライベートウェルス専用のビジネスセンターを開設——UAEにおける資産承継拠点としての存在感を強化

アラブ首長国連邦(UAE)のラスアルハイマ国際企業センター(RAK ICC)は、アドバイザーや起業家、ファミリーオフィス、国際的な資産家一族を対象とした新たなビジネスセンターを開設したと発表しました。2026年7月1日付で正式にオープンしたこの施設はRAK ICC本部内に設けられており、ドバイ国際空港から車で約45分という利便性の高い立地にあります。単なるオフィススペースではなく、アドバイザーと顧客が面談し関係を築いていくための専用の場として設計されています。

この開設の背景には、UAEが国際的なモビリティの高い起業家や投資家、プライベートキャピタルの受け皿としての地位を強めている状況があります。UAE国内には46を超える自由地域(フリーゾーン)が存在しますが、その中で財団(ファウンデーション)設立を扱う法域はわずか3つにとどまり、RAK ICCは金融センター以外でプライベートウェルス構造化に特化した唯一の法域として独自の位置を占めています。世代を超えた資産承継やガバナンス体制の整備を求める資産家一族が増える中、法的な確実性とアクセスのしやすさ、柔軟性を兼ね備えた法域への需要が高まっていることが、今回の施設開設の背景にあります。

RAK ICCのサンドラ・マリー・ラウ最高経営責任者(CEO)は、今回のビジネスセンターがオフィス空間以上の意味を持ち、ラスアルハイマにおけるプライベートウェルス・コミュニティのための拠点になるとの考えを示しました。今後もRAK ICCは国際的なアドバイザーや法人サービスプロバイダーとのネットワークを広げながら、国際的な資産構造化・事業承継の法域としての進化を続ける方針であり、UAE全体のウェルスマネジメント環境における役割拡大が期待されています。

https://www.newswire.com/news/rak-icc-launches-new-business-centre-in-ras-al-khaimah-22801128

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