タイとベトナム、包括的戦略的パートナーシップを締結

2025年5月16日、タイのパエトンターン・チナワット首相が公式訪問を終え、ベトナムとタイの関係が新たな高みに引き上げられました。両国は「包括的戦略的パートナーシップ」への格上げを発表し、政治、経済、安全保障、教育など多岐にわたる分野での協力強化を目指すことを確認しました。

ハノイで行われた公式歓迎式典では、ベトナムのファム・ミン・チン首相がチナワット首相を迎え、両首脳は第4回ベトナム・タイ合同閣議を共催しました。この会議では、経済、安全保障、教育分野における8つの協力文書の署名と引き渡しが行われ、両国のビジネスフォーラムも開催されました。また、チナワット首相はホー・チ・ミン主席の霊廟を訪れ、戦没者慰霊碑に献花するなど、歴史的な敬意を表しました。

両国首脳は、これまでの戦略的パートナーシップの成果に満足の意を示し、今後の協力関係を「持続可能な平和」「持続可能な発展」「持続可能な未来」という3つの柱に基づいて深化させることで一致しました。この新たな枠組みは、長期的なビジョンと戦略的信頼に基づき、両国の結束と持続可能な発展への共通の願望を反映しています。

今回の訪問は、チナワット首相が就任後初めてのベトナム訪問であり、また約10年ぶりとなる両国首相による合同閣議の開催でもありました。これにより、タイとベトナムの関係は、米国、中国、ロシアなどと同様の戦略的パートナーシップのレベルに引き上げられ、ASEAN内での協力強化が期待されています。

今後、両国は貿易額を250億ドルに拡大することを目指し、観光やグリーンエネルギー分野での連携も強化していく予定です。この新たなパートナーシップは、地域の安定と繁栄に寄与する重要な一歩となるでしょう。

https://vietnamlawmagazine.vn/thai-pm-wraps-up-official-visit-to-vietnam-elevating-ties-to-new-high-74225.html