パナマ運河庁(ACP)は10月21日、2026会計年度(2025年10月〜2026年9月)の実績を発表しました。通航数は1万3,951回で、前年度の1万3,404回から4.1%増加しました。トン数もPC/UMSトンベースで5億2,100万トンと、前年度の4億8,920万トンから6.5%増えています。総収入は未監査の数値ながら66億バルボアで、前年度比16.6%の増加となりました。
通航数の増加を押し上げたのは、エネルギー輸送分野の伸びとコンテナ船の好調です。ネオパナマックス閘門を通過した船舶は全体の52.2%を占め、同閘門経由のトン数は8.2%増加しており、大型船の利用が広がっていることがうかがえます。運河庁は、乾季に最大喫水50フィートを維持できたことや、水資源管理の取り組みが奏功して流域の降雨量が平年並みに近づいていることも、運河の安定運航を支えた要因として挙げています。
今後について運河庁は、節水対策の効果と降雨の回復を受け、パナマックス閘門を利用する船舶を対象とした「ラストミニッツ予約」サービスを直ちに再開したと明らかにしました。水位と降雨の状況は引き続き注視し、必要に応じて追加の調整を速やかに通知するとしています。収入の増加は今後の戦略的投資の原資となる見込みで、長期ビジョン「Vision 2025–2035」の下で、リオ・インディオ湖計画などの取り組みが進められます。
参照 : https://pancanal.com/en/panama-canal-reports-growth-in-transits-and-tonnage-in-fiscal-year-2026/














