英領ヴァージン諸島(BVI)政府は、ウィートリー首相兼財務大臣が率いる官民合同の金融サービス使節団を2026年8月24日から31日にかけてインドへ派遣します。使節団はニューデリー、GIFTシティ、ムンバイ、ベンガルールの4都市を訪問し、現地の規制当局や金融機関との対話、業界関係者との会合、ビジネスマッチングの機会に加え、BVIの金融サービスを紹介するロードショーを実施する予定です。
今回の使節団は、BVI香港代表事務所が2025年を通じて積み重ねてきたインドとの関係構築の集大成として位置づけられており、法人設立、投資ファンド、プライベートウェルス、フィンテック、クロスボーダー取引の分野におけるBVIの専門性をアピールする狙いがあります。海外への投資拡大と国際的な金融統合を進めるインド市場は、BVIにとって新たな顧客基盤を開拓する上で重要な位置を占めており、政府はインドとの関係を戦略的パートナーシップとして位置づけています。
政府は今回の使節団を通じて、BVIの金融サービス業者への質の高いビジネス案件創出、インド当局や金融機関との関係構築、そして現地における認知度向上を目指すとしています。一方で野党側からは首相の海外出張の頻度や費用の透明性を問う声も出ており、今後は使節団の成果とともに、その説明責任のあり方にも注目が集まりそうです。














