ベリーズ中央銀行、金融情報ユニット(FIU)、および金融サービス委員会(FSC)は2026年7月28日、制裁関連情報を一元管理する「サンクションズ・レジストリー・システム(SRS)」の共同利用に関するガバナンス契約に署名したと共同で発表しました。SRSは中央銀行が開発した安全な監督プラットフォームであり、マネーロンダリングやテロ資金供与をはじめとする金融犯罪への対応力を国全体として強化することを目的としています。
3機関は共同声明の中で、SRSの導入によって情報管理やデータ検索、分析能力が向上し、より効率的で一貫性のあるリスクベースの監督アプローチが可能になると説明しています。各機関はそれぞれの監督領域の中でシステムを独立して利用する一方、共通のプラットフォームを持つことで規制情報管理の一貫性が高まり、必要に応じた機関間の連携の機会もさらに広がるとしており、これまで個別に管理されていた情報の突合作業も効率化されると期待されています。
今回の取り組みは、ベリーズ中央銀行、FIU、FSCの3機関が、技術革新の活用や情報共有の高度化、監督実務の近代化を通じて機関間協力を強化し続けてきた一連の流れを反映したものです。3機関は声明で、今後もベリーズの規制枠組みの強化と、安全で健全かつ強靭な金融システムの維持に向けて、引き続き協働していく方針を示しており、国際的な金融犯罪対策基準への適合をさらに進めていく考えを明らかにしています。














