金融活動作業部会(FATF)は、フランス・パリで開催した会合において、英領バージン諸島(BVI)がマネーロンダリングおよびテロ資金供与対策の強化に向けて着実な進展を遂げていると評価しました。ドーン・スミス司法長官率いる代表団が出席し、国家戦略行動計画に定めた措置のうち9割を超える項目がすでに完了、または予定より前倒しで進んでいることを報告しました。
BVIは2025年6月、相互審査で指摘された技術的な不備への対応を約束したことを受け、FATFの「グレーリスト」に指定されていました。以降、新たな資産管理枠組みの運用開始、リスクベースの監督体制の強化、疑わしい取引報告の質の向上、VIRRGINプラットフォームを通じた実質的支配者情報の透明性向上、リミテッド・パートナーシップの基本情報の公開など、多方面での改革を進めてきました。
政府は残る行動計画項目についても、FATFが定めた期限内での完了を目指す方針です。金融サービス・経済開発担当のジュニア大臣は、今回の評価を政府・規制当局・法執行機関・民間セクターの連携の成果と位置づけており、グレーリスト解除に向けた取り組みの進展は、透明性が高く国際的に信頼される金融サービス拠点としてのBVIの地位強化につながることが期待されます。














