ベトナム、第3四半期GDPが前年同期比9.95%増——工業・建設がけん引し二桁成長が視野に

ベトナム国家統計局は2026年10月3日、同年第3四半期(7〜9月)の実質GDP成長率が前年同期比9.95%になったと発表しました。第1四半期の8.15%、第2四半期の8.81%から加速しており、1〜9月の累計成長率は9.01%となっています。産業別では、第3四半期に工業・建設が12.50%、サービス業が9.54%、農林水産業が4.21%の伸びを示しました。

成長をけん引したのは工業・建設部門です。1〜9月の累計では付加価値の増加分の約5割を同部門が占め、サービス業が約45%で続きました。需要面では、第3四半期の輸出が23.27%増、総資本形成が21.39%増と力強く、製造業を軸とした外需と投資が景気を押し上げた形です。地域別でも、34の省・中央直轄市のうち12地域が1〜9月に域内総生産(GRDP)10%以上の成長を記録しており、拡大が一部の都市に偏っていないことがうかがえます。

政府は通年での二桁成長を目標に掲げており、9カ月累計の9.01%という水準は、その達成が視野に入ってきたことを意味します。一方で、第3四半期は輸入も28.75%増と輸出を上回る伸びを示しており、今後は貿易収支や外需の動向が成長持続の鍵になりそうです。製造拠点としての存在感を高めるベトナムの動きは、アジアの投資・貿易環境を見るうえでも引き続き注目されます。


参照 : https://en.vietnamplus.vn/vietnam-posts-gdp-growth-of-995-in-q3-post353039.vnp

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