ベトナムとニュージーランドは2025年2月26日、包括的戦略的パートナーシップ協定を締結し、防衛や教育、経済、気候変動対策などの分野で協力を強化することを発表しました。この協定は、両国の外交関係樹立50周年を記念し、ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相がベトナムを訪問した際に署名されました。
今後1年間で、政治的関与、防衛・安全保障、海洋、経済・貿易・投資、科学技術、教育、人的交流など、幅広い分野での協力を深めるための共同行動計画が策定される予定です。ラクソン首相は、「ベトナムはアジアの新星であり、共通の目標に向けて協力する機会は非常に大きい」と述べ、両国関係の強化がニュージーランドの経済的未来にとって重要であると強調しました。
特に、貿易と投資の分野では、両国は既存の自由貿易協定(FTA)を活用し、農産品や技術分野での協力を強化する方針です。ベトナムはニュージーランドにとって東南アジアにおける重要な貿易相手国であり、2023年の両国間の貿易総額は約20億NZドル(約1,800億円)に達しました。
また、防衛面では、共同軍事訓練や災害救援活動の連携を強化し、地域の安全保障に対する協力を進める計画です。さらに、環境問題への対応として、気候変動対策プロジェクトや再生可能エネルギーの分野でも協力を深めることが期待されています。
今回の協定締結により、両国の関係は新たな段階に入り、今後も多方面でのパートナーシップが拡大していく見込みです。














