ベトナム取引所(VNX)は、ハノイ証券取引所(HNX)に上場するすべての株式を、2026年12月28日にホーチミン証券取引所(HOSE)へ移管すると発表しました。対象は299銘柄で、HNXでの最終取引日は12月23日、12月24日から25日は取引が停止され、12月28日からHOSEでの取引が始まる予定です。これにより、国内の上場株式は事実上HOSEに一本化されることになります。
背景には、ベトナム財務省が進めてきた証券市場の再編ロードマップがあります。財務省通達139/2025/TT-BTCに基づき、2つの取引所に分かれていた株式市場を整理し、役割を分担する方針が示されてきました。2026年5月時点で、HNXの上場は299銘柄・時価総額約479兆ドンだったのに対し、HOSEは403銘柄・約8,780兆ドンと、すでにHOSEが圧倒的な規模を占めていました。市場の分断を解消し、上場基準の統一、監督の強化、投資家保護の向上を図る狙いがあります。
移管後、HNXは債券・デリバティブ・非上場企業市場に特化し、HOSEは株式・ファンド証券・カバードワラントの取引を担う見通しです。HNXは今後、カーボンクレジット市場や革新的スタートアップ向けの資本市場の整備も計画しているとされています。株式取引の一本化は、市場の効率性や透明性の向上につながる可能性があり、年末に向けた移管作業の進捗が注目されます。
参照 : https://vietnamnet.vn/en/vietnam-to-move-all-hnx-listed-stocks-to-hose-in-december-2560492.html














