ベトナム国家銀行(SBV)は、預金保険ベトナム(DIV)の役割強化と預金者保護の向上を目的に、預金保険法の改正案を政府に提出しました。現行の預金保険法が施行されてから12年が経過し、信用機関システムの安定性向上と預金者の権利保護を強化するための改正が求められています。
主な改正点として、DIVの投資手段の拡大が挙げられ、現在は政府債券やSBVの手形の購入が主な運用手段ですが、新たに強制移管を受ける信用機関の長期債券の購入が可能となります。これにより、DIVの収益性向上と信用機関の安定性確保が期待されています。また、投資活動のリスクを制限するため、政府の指導の下で投資ポートフォリオの基準や投資構造に関する規定が設けられる予定です。
さらに、2024年に施行された信用機関法に基づき、DIVは特別管理下にある商業銀行への特別融資を提供し、信用機関の再編に積極的に関与する役割を担うことになります。これらの改正により、DIVの機能が強化され、預金者の権利保護の向上に加え、信用機関システムの安定性と持続可能な発展が促進されることが期待されています。














