シンガポール金融管理局(MAS)とシンガポール銀行協会(ABS)は、国内の決済スキームの管理とガバナンスを統合し、さらなる発展を目指す新たな組織の設立を発表しました。 この組織は、MASと協力してシンガポールの国家決済戦略を策定し、安全で効率的かつ革新的な決済インフラの構築を目指します。
現在、シンガポールの主要な決済スキームである「インターバンクGIROシステム」や「PayNow」は、シンガポール清算ハウス協会、ABS、MAS、情報通信メディア開発庁(IMDA)によって管理・運営されています。これらのスキームは、国内外の消費者や企業による決済で広く利用されています。
新組織の設立により、これらの決済スキームの管理責任が一元化され、ガバナンスの強化、決済システムのレジリエンス向上、そしてイノベーションの促進が期待されています。MASのチア・ダー・ジウン(Chia Der Jiun)マネージングディレクターは、「すべての国家決済スキームの管理とガバナンス責任を単一の組織に統合することで、これらのスキームのガバナンスが強化され、決済のレジリエンスとイノベーションが促進される」と述べています。
新組織は、MASおよび金融サービス業界の上級代表者によって運営される予定で、国家決済スキームの運用やルールには変更はありません。組織の名称、ガバナンス構造、理事会の構成などの詳細は、年内に発表される予定です。














