キプロス、2026年第2四半期のGDP成長率3.3%を記録——建設・IT・金融が牽引しEU平均の3倍のペースに

キプロス統計局(Cystat)は、2026年第2四半期(4月〜6月)の実質GDP成長率が前年同期比3.3%だったと発表しました。同四半期のGDPは7億8,700万ユーロで、前期(第1四半期)比でも0.8%の増加となりました。EU全体の同四半期成長率が0.5%にとどまる中、キプロスはその約3倍のペースで経済を拡大させたことになります。

成長を牽引したのは建設業(5.4%増、3億7,910万ユーロ)、情報通信(4.5%増、9億3,100万ユーロ)、金融保険業(3.9%増、6億3,410万ユーロ)の3分野で、卸売・小売業や運輸、宿泊・飲食サービスもこれを下支えしました。支出面では家計消費が5.4%、政府支出が4.5%それぞれ増加したほか、総固定資本形成は17.7%という大幅な伸びを記録しており、企業の設備投資や建設需要の強さが数字に表れています。

キプロスをめぐっては、DBRS Morningstar(9月4日)、Standard & Poor’s、Capital Intelligence Ratings(9月18日)、さらに11月にはFitch(11月6日)とMoody’s(11月20日)による格付け審査が相次いで予定されており、今回の好調な経済指標がこれらの評価にどう反映されるかが注目されます。政府はテクノロジー分野への投資誘致にも力を入れており、EU域内で相対的に高い成長率を維持できるかが、今後の対外的な投資誘致力を左右する鍵となりそうです。


参照 : https://cyprus-mail.com/2026/09/01/cyprus-economy-grows-by-3-3-per-cent-construction-and-tech-sectors-key-drivers

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