ベトナム株式市場、VNインデックスが過去最大級の急落

ハノイ発—週明けのベトナム株式市場は大きく下落し、VNインデックスは1,636.43ポイントまで急落、前日比でおよそ95ポイントの下落となった。これは今年4月の急落幅を上回る、史上最大級のポイント損失として記録された。

取引後半に入ると投資家心理が一気に冷え込み、売り注文が殺到。多くの銘柄が値を下げ、ほぼすべてのセクターがマイナス圏に沈んだ。終盤にかけて恐怖売りが広がり、市場全体に動揺が走った。午前中は15〜25ポイント程度の下落にとどまっていたが、午後の取引で一気に下げ幅を拡大した。

ホーチミン証券取引所(HoSE)では、値下がり銘柄が325に達し、上昇したのはわずか34銘柄。取引総額は約53.3兆ドン(約20億米ドル)と高水準に膨らんだ。大型株30銘柄で構成されるVN30指数も急落し、前日比106.68ポイント(5.38%)安の1,870.86ポイントまで下落。全構成銘柄が下落し、多くがストップ安に沈んだ。

代表的な下落銘柄としては、鉄鋼大手ホアファット・グループ(HPG)、証券大手SSI証券(SSI)、小売り大手ビンコムリテール(VRE)、マサングループ(MSN)、HDBank(HDB)、SHB、テクコムバンク(TCB)、VPBank(VPB)などが挙げられる。いずれも1日の下限値幅に達し、投資家の損失を拡大させた。さらに、ビングループ(VIC)が4.46%下落、VHMも6.9%安と大きく値を崩した。

セクター別では、銀行株が約6%、証券株が6.84%、不動産株が5.8%下落し、全体の下げを主導した。ハノイ証券取引所(HNX)でもHNX指数が13.1ポイント(4.74%)安の263.02ポイントと急落。取引額は約4.6兆ドン、取引量は約1億9,000万株に達した。

加えて、外国人投資家による資金流出も市場の重しとなった。HoSEでは約1.96兆ドン、HNXでは約853億ドンの売り越しとなり、リスク回避の動きが鮮明になっている。

今回の急落は、予兆の少ない中で突発的に発生したことから、市場心理に深刻な打撃を与えた。専門家の間では、短期的なリバウンドはあり得るものの、外国資金の流出と世界経済の不透明感が続く限り、ベトナム株の回復には時間がかかるとの見方が広がっている。

https://vietnamnews.vn/economy/1727684/vn-index-records-largest-points-losses.html