日本とセーシェル外相会談、外交関係50周年へ連携強化

8月20日、日本の岩屋毅外務大臣は、来日中のセーシェル共和国のルイ・シルヴェストル・ラデゴンド外務・観光大臣と会談を行った。会談は午前11時50分から約15分間にわたり、来年に予定されている外交関係樹立50周年を見据えた協力関係の強化や、地域・国際課題への対応について意見が交わされた。

冒頭、岩屋外相は昨年に続くラデゴンド大臣の訪日を歓迎し、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向け、海賊対策などを通じて地域の平和と安定に貢献してきたセーシェルとの連携をさらに深めたいと述べた。これに対しラデゴンド大臣は、海洋安全保障を含む多分野で長年にわたる日本との協力関係を高く評価し、引き続き緊密な関係を発展させたいとの意向を示した。

また岩屋外相は、来年迎える外交関係樹立50周年に向け、若者交流の促進を含む両国間の交流をさらに広げたいと表明した。特にTICAD9の主要テーマの一つでもある高校生の相互訪問を例に挙げ、次世代を担う若者の交流の重要性を強調した。さらに、2025年大阪・関西万博におけるセーシェルのナショナルデー成功への期待も示した。

両外相はまた、北朝鮮による核・ミサイル問題や拉致問題、国連安全保障理事会改革を含む幅広い国際課題に対し、今後も協力して取り組むことで一致した。今回の会談は短時間ながらも、外交関係50周年を見据えた両国の絆を再確認する重要な機会となった。

https://www.mofa.go.jp/press/release/pressite_000001_01566.html