広東省、香港の「北部都会区」開発に積極的な連携を表明

広東省政府が発表した「第15次5カ年計画」の指針において、香港政府が進める「北部都会区(Northern Metropolis)」開発計画との積極的な連携が最優先事項の一つとして位置付けられました。この計画書内では「広東・香港・マカオグレーターベイエリア(GBA)」という用語が数十回にわたって言及されており、香港北部を新たな経済成長のエンジンとする構想に対し、中国本土側がインフラと政策の両面から強力にバックアップする姿勢を示した形です。

北部都会区は、深センとの境界に近い香港北部の土地を活用し、IT、バイオテクノロジー、物流などのハブを構築する壮大なプロジェクトです。広東省はこの開発を本土側の産業チェーンと密接に結びつけることで、地域全体でのイノベーション創出を狙っています。具体的には、境界を越えた人材や資金、データの流動性を高めるための規制緩和や、交通ネットワークのさらなる拡充が期待されています。

この動きは、香港が従来の金融中心地としての役割に加え、本土との経済的一体化を背景とした「イノベーション・テクノロジー都市」へと変貌を遂げる大きな転換点となります。本土企業の香港進出や、香港を拠点としたグローバル展開を目指す投資家にとって、北部都会区は今後数十年における最も重要な投資機会の一つとなるでしょう。

https://www.scmp.com/news/hong-kong/hong-kong-economy/article/3351893/guangdong-actively-align-hong-kongs-northern-metropolis-push