アイオワ州、ベトナムとインドネシアへの農業貿易ミッションを強化

アイオワ州農務長官のマイク・ネイグ氏と、州の農業団体代表ら12名によるミッションが、ベトナムとインドネシアへの貿易促進訪問を終えて帰国した。今回のミッションはアイオワ経済開発局(IEDA)が主導し、アイオワが誇る高品質なトウモロコシ、大豆、豚肉、牛肉、そしてバイオ燃料の需要拡大を目指し、急成長する東南アジア市場との関係強化を図ることが目的だった。

今回訪問したベトナムとインドネシアは、米国農産物の輸入市場として非常に重要な位置を占めている。ベトナムは2024年に米国産農産物を45億ドル以上輸入しており、世界のトップ10に入る規模だ。一方、インドネシアも同年に38億ドルを輸入し、両国とも今後さらなる成長を見込める市場となっている。アイオワ州企業の2024年輸出額に目を向けると、ベトナムへ約2億2340万ドル、インドネシアへ約2億9760万ドルが輸出されており、アジアへの販売拡大が州の経済にとって大きな柱になりつつあることがわかる。

貿易ミッションを率いたネイグ長官は、「今回の訪問は非常に実り多いものでした。アイオワは品質・信頼性・持続可能性の面ですでに強い評価を得ていますが、両国の人口増加や中間層の拡大に伴い、さらに大きな販売機会が生まれると確信しています」と述べ、現地の経済成長がアイオワ農業にとって大きな追い風になると強調した。

今回のミッションは11月14日から23日にかけて、ベトナム・ハノイとインドネシア・ジャカルタで実施された。行程には貿易政策に関する協議、市場レクチャー、現地企業とのビジネスミーティングなどが含まれ、アイオワ牛肉協会、アイオワコーン協会、アイオワ農業局、アイオワ豚肉生産者協会、アイオワ大豆協会などが参加。IEDAは米国穀物協会、米国食肉輸出連盟、米国大豆輸出協会、さらに米国農務省(USDA)海外農業局と連携し、有望な企業との接点づくりや市場調査を進めた。

東南アジアは依然として人口増加と所得向上が続く地域であり、特に肉類や飼料用作物、バイオ燃料などの需要が今後も拡大するとみられている。今回のミッションは、アイオワ農産物の存在感をさらに高めるとともに、将来にわたる持続的なパートナーシップ構築に向けた重要な一歩となった。今後もIEDAは企業の輸出支援や国際投資の誘致を進め、アイオワ州の農業と産業の国際競争力を高めていく方針だ。

https://opportunityiowa.gov/press-release/2025-11-25/iowa-secretary-agriculture-mike-naig-ieda-lead-trade-mission-vietnam-and-indonesia