香港とドバイ、デジタル経済で戦略的パートナーシップを強化──東西を結ぶ新経済圏の誕生

東西の主要な金融ハブである香港とドバイが、デジタル経済と金融イノベーションの分野でかつてない規模の協力関係を築いています。両都市は、単なる競争相手ではなく、相互に補完し合う戦略的パートナーとしての道を歩み始めました。

最近開催されたビジネスフォーラムでは、中東企業の香港市場への上場促進や、ファミリーオフィス(富裕層の資産管理組織)の相互誘致、さらにはブロックチェーン技術を用いた決済システムの共同開発などが合意されました。ドバイの野心的な経済開発計画「D33」と、香港の「広東・香港・マカオ大湾区(GBA)」構想が交差することで、アジアと中東を結ぶ新たな資本と技術の回廊が形成されています。

特にフィンテック分野では、両都市が持つ高度な規制環境を活かした「サンドボックス」の連携が進んでおり、スタートアップが両市場で迅速に事業を展開できる環境が整いつつあります。この強力なタッグは、地政学的な変化が激しい現代において、グローバルビジネスにおける新たな「安全港」としての役割を果たすことが期待されています。

https://www.info.gov.hk/gia/general/202405/29/P2024052900609.htm