ベトナム、米国からのハイテク輸入拡大へ 半導体と航空機分野を重点に

ハノイでブイ・タイン・ソン副首相がマーク・E・ナッパー駐ベトナム米国大使を迎え、両国関係のさらなる発展について協議を行った。副首相は、外交関係樹立30周年を迎える節目に、両国の関係が極めて良好な方向に進んでいることを強調。科学技術、高度人材育成、エネルギー、そして半導体産業など、戦略的分野での協力強化を呼びかけた。特にベトナムは、米国製の航空機や半導体など高付加価値のハイテク製品の輸入を拡大していく意向を示した。

ソン副首相はまた、現在進められている「二国間租税相互協定」の交渉についても触れ、米国側に対し「ベトナム経済の特性を考慮した柔軟な対応」を求めた。その上で、米国企業がベトナムで円滑に事業を展開できるよう、政府として環境整備を進めていくと述べた。

一方のナッパー大使は、2025年が両国にとって重要な節目の年であるとし、これを記念する多様なイベントを企画していることを明らかにした。両国の関係をより実質的で前向きなものとするため、あらゆるレベルでの交流と協議を積極的に推進していく姿勢を示した。さらに、ベトナム側が米国の懸念に建設的に対応し、交渉を早期に前進させようとしている姿勢を高く評価した。

また、大使は「租税協定の締結が両国にとって大きな利益をもたらす」と述べ、早期の妥結に期待を寄せた。今後も米国大使館は、ベトナム外務省や各省庁と緊密に連携し、科学技術・教育・エネルギーなど幅広い分野で協力を深めていく方針を示している。

ベトナムにとって、米国との関係強化は、経済の高度化と自立的成長を進める上で極めて重要だ。半導体や航空分野における協力は、製造業の高付加価値化や国際競争力の強化につながると見られている。両国の包括的戦略的パートナーシップは、地域と世界の平和・協力・発展にも貢献する可能性が高い。

https://vietnamnews.vn/politics-laws/1727979/viet-nam-seeks-to-import-more-high-tech-american-goods-especially-aircraft-and-semiconductors.html