中国の何立峰(ホー・リーファン)副首相は、香港が今後、新たな重大な発展機会を迎えると強調した。これは、中国が策定を進める次期「第15次五カ年計画(2026〜2030年)」の中で、香港の発展を支援する重要な方針が打ち出されたことを受けた発言である。
11月4日、香港で月曜から水曜にかけて開催されている「グローバル金融リーダーズ投資サミット」にビデオ演説で登場した何副首相(中国共産党中央政治局委員)は、中国の新たな発展構想の中で、香港にはより明るい未来が描かれていると述べた。
約2週間前に開かれた中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議では、第15次五カ年計画の策定に向けた勧告が採択され、今後5年間の国家発展の方向性が定められた。何副首相は、この決定が香港にとっても極めて重要な意味を持つと強調し、「第14次五カ年計画(2021〜2025年)」の期間中、香港は中央政府の支援を受けながら独自の強みを最大限に発揮し、国家の改革・発展に貢献する一方、自身の安定と成長を確立・強化してきた」と述べた。
また、香港が持つ国際金融センターとしての特性を活かし、世界的な金融ガバナンスの研究や実践に積極的に参加し、その改革を推進するよう求めた。特に、金融市場の透明性とリスク管理、デジタル金融の発展など、国際的なルール形成において香港がリーダーシップを発揮することを期待している。
さらに、何副首相は中国として「高水準の制度的な対外開放を拡大し、国際社会と協力して経済や貿易の課題に取り組む」と強調。世界経済と金融システムが不確実性に直面する中で、中国はより安定した国際経済秩序の維持に貢献し、世界経済の繁栄と安定に新たな原動力を注入していく方針を示した。
香港は今後、中国の国家戦略と国際金融の架け橋として、より大きな役割を担うことが期待されており、今回の発言はその方向性を明確に示したものといえる。














