香港を拠点とするセンチュリー・エンターテインメント・インターナショナル・ホールディングス(Century Entertainment International Holdings Ltd)は、新たに設立したオンラインゲーミングプラットフォーム事業が好調な滑り出しを見せていると発表した。2025年7月から9月のわずか3か月間で、売上高はおよそ500万香港ドル(約64万3,000米ドル)に達したという。
同社は今年初めにカンボジアでVIPテーブルゲーム事業を再開したものの、会長兼CEOのン・マン・サン氏との関係解消により短期間で終了。その後は事業の多角化を進めるべく、フィリピンのWorld Platinum Technologies Inc(WPT)と共同で、アジア太平洋地域を対象にゲーミングシステムプラットフォームと関連コンテンツを開発・販売するジョイントベンチャーを設立した。
この提携により、同社は7月に約80万香港ドル、8月に100万香港ドル、9月には326万8,000香港ドルと、着実に売上を伸ばしている。センチュリー・エンターテインメントはこの新事業が、従来のモバイルゲームソリューションからオンラインゲーミングプラットフォームへの転換を象徴するものだと強調している。
さらに、同社はベトナムのカジノ運営企業との間で、テーブルゲーム事業の展開を視野に入れた非拘束的な意向書を締結。これにより、カンボジアでのVIPルーム撤退後に停滞していたコア事業の再構築を図る狙いだという。オンラインゲーミングプラットフォームの技術を活用することで、ベトナムでの新たな運営モデルを構築し、他の第三者オペレーターにも提供可能なビジネスシナジーを生み出す構想もある。
一方で、同社は2025年6月に「継続企業の前提(Going Concern)」に関する監査意見の問題で株式取引を一時停止していたが、今回の発表では「事業運営は通常通り継続している」とし、再上場に向けた進捗を報告した。経営基盤を立て直しながら、オンライン分野での新展開と地域拡大を進めるセンチュリー・エンターテインメントの動向に、業界内外の注目が集まっている。














